いつも読んでいただきありがとうございます。
日頃からプラスチックフリーを提唱していますが、その代替品として多用しているのが紙製品。
これらも多くの木と水を使ってできているものであり、そもそもの「使い捨て感覚」を排除するのが最も重要だと考えています。過去記事(→ 名刺は本当に必要か? )でも紹介していますが、習慣の見直しを行って、不要なものは切り捨てる、これがエシカルプレスの提案です。
とは言え、社会には封筒やカレンダー、カタログやインビテーションなど切り捨てられない紙製品もたくさんある…その場合はできるだけ環境に負荷をかけない紙を使うことをお勧めしています。
そこで今日は、
“使い捨てない紙製品”に適したエシカルペーパーを4種類ご紹介します。
1,バナナペーパー
アフリカ・ザンビアの廃棄されているオーガニックバナナの茎から繊維を取り出し、日本の越前和紙の技術を用いて作られた紙です。
1本の木も切らないため、森林伐採の防止にも繋がります。
森林が失われないため、動物の絶滅防止にも繋がります。
産業のない小さな村に雇用が生まれ、貧困の解決にも繋がります。
子供たちが学校に行く事も出来るようになります。
2,ストーンペーパー
原料に木材チップやケナフなどを一切使用せず、石から抽出した無機鉱物粉末から作られたストーン紙。
ストーンペーパー製造時には貴重な森林を伐採する必要がありません。
製造時に水を使用しない為、排水がまったく出ず「水質汚染」につながりません。
製品には多量の石に粉と樹脂が含まれており、この樹脂部分だけが燃焼するため、二酸化炭素排出量も軽減できます。
環境に優しいストーンペーパーは、従来の”紙”と同様、様々な用途に利用できます。
3,東北コットン
津波被害で稲作ができなくなっている農地にコットンを植え、農業を再開してもらうこと、雇用を生み出すことを目的としたプロジェクトの一環。
4,FSC®︎認証ペーパー
FSC(Forest Stewardship Council®︎、森林管理協議会)は、責任ある森林管理を世界に普及させることを目的として活動している国際的な非営利団体で、森林認証制度で唯一国際社会環境認定表示連合(ISEAL)のメンバーとされています。
FSC®︎認証ペーパーとは、厳格な規格を設けたFSC®︎認証森林でできたペーパーです。
販売されている製品にもFSC®︎認証マークがついているものがありますので、購入時の参考にされるのにもオススメです♬
今日は様々なエシカルペーパーをご紹介しました。身の回りにあるものが、どこでどのように作られているのか?細やかな疑問から新しい発見が生まれます。早い人はもう始めている次世代の素材たち…早速取り入れてみませんか?
地球に優しく自分に優しい選択を。
ethical is happy💛