退職という人生の分岐点を通過して思うコト


いつも読んで頂きありがとうございます。

私は今、人生最大級の分岐点を通過しようとしています。

退職

明日228日付けで現職を退くことしたのです。現会社には11年お世話になりました。32歳で入社して43歳まで。創業時から所属していて現場メンバーでは一番の古株です。入社時の会社はまだ若く、業界内でも初めは異端児として取り扱われ、いい時もよくない時も現場内で体験させてもらいました。多くの人との出会いもありました。とても感謝しています。とてもエネルギーのあるボスの元、多くの刺激と吸収と葛藤がありました。今回の退職という判断・選択が正しいのか?しがみついた方が良かったのか?これから先どうやって生計を立てるのか?そんなことは、今はまだわかりません。それでも一歩を踏み出さずにはいられなかった。

古株の特権()ぬるま湯から抜け出させねばと思ったし、自社製品に心底惚れ込んでいないという気持ちではお客様に失礼だとも思ったし、何より自分の中に芽生えたエシカルという価値観を貫くために。もう嘘がつけなくなったのです。

退職を選んだ最大の理由

エシカル、つまり地球に優しい会社でありたい、会社を通じて社会に貢献したい、という私の思いは日に日に膨らむばかりでした。綺麗事だ、熱いっすね、と小馬鹿にする連中もいますが綺麗事を言って何が悪い、と思います。綺麗事すぎるくらいの理想を描いていかなければ、環境汚染は止まらないし逆に増幅するばかりです。既に便利と引き換えに多くの大切なものを失ってしまっているのです。

混沌とした社会に身を置いていたら保身はできるかもしれないけど地球エネルギーは過剰摂取していく一方です。もはや、摂取を止めるだけではなく再生エネルギーを生み出さなければ地球の存続はあり得ません。大きな課題を抱えているのに無駄な時間を過ごしている余裕は、40歳を超えた私にはありませんでした。

長い間お世話になったことには感謝をしつつ、退職という道を選び、これから先はエシカルに従事していくこととします。

皆さんも一度ご自身の信念を見極め、そこから遠く離れた環境に身を置いているとしたら環境を変えることを考える時期かもしれません。周りの人たちに「逃げた」と言われてもいいじゃない!逃げたり休んだりがいけないことだ、という神話に踊らされてきましたが、今の私ははっきり思います、逃げるが勝ち(゚)

地球に優しく自分に優しい選択を
ethical is happy
💛