最近、クライアントワーク先でも[エシカル消費]という言葉が使われるようになってきました。
そもそも私は、エシカルライフの実践&発信をメイン活動としていますが、それだけでは食っていけないということと20年に及ぶサラリーマン知見がお役に立てるなら…という謙虚な気持ちでクライアントワークをさせて頂いています。複数あるクライアントほぼ全てがエシカルを最重要課題とは捉えていない一般的な資本主義の会社様です。
そんな一般的な資本主義の現場でも、ちょくちょく出てくるようになった[エシカル消費]。グループチャットなどのツールで[エシカル消費]についてやり取りしているのを横目に「あ〜時代は変わったな〜」と一人しみじみと感じています。
エシカル消費ってなに?
エシカル=倫理的なという意味なので「倫理的な消費」と直訳できます。便利/安いを第一優先にした自己主義な物作りや物選びとは対極にある、自生する原料を選び、ゴミを減らし、サプライチェーンまで視野に入れた生産や購入が尚良いとされるもので、「人にも地球にも優しい消費活動」と意訳して良いです。
ご周知のとおり、空前のエシカルブームなので、各社様々な観点かつ独自基準の「エシカル消費」を提案しています。
●シャンプーなどの日用品における詰替品販売
=プラスチックボトル削減&輸送効率化によるCO2削減
●ノベルティやリーフレットなどの販促物の撤廃=ゴミ削減
●ヴィーガン処方=動物愛護
●紙資材の積極採用=プラスチック削減
●紙素材の見直し
=廃棄されるバナナの茎繊維からできたバナナペーパー採用
など。
結局、大量消費を促すものなので根本的なズレは生じますが…それでも毎度お伝えしているとおり、“やらないよりはやったほうがいい!”“100%は難しくても10%だけでも地球に優しい選択をしてほしい!”というのがエシカルプレスの考え方。
コロナで日常生活の在り方が大きく変化し、それに伴う消費活動も変化しています。
確実に5年前とは違う消費活動が今、スタンダードになりつつあります。
消費者が変われば企業が変わるのを目の当たりにしています。
消費者意識がさらにクリアになりますように…
ethical is happy💛