エシカル視点でバレンタインデーに思うこと


こんにちはエミです。早いもので2021年ももう2月。節分が終わったら次はバレンタインですかね〜商業的に盛り上がるのは。商業イベントだからと冷めた目でみる母とは裏腹に10歳になった息子や街はソワソワし始めているようです。

バレンタインとは?

ことの発祥はローマ時代。婚姻が認められない兵士たちを哀れんでこっそり結婚式をあげていたキリスト教司祭の処刑の日。処刑の日には、全ての神々の女王であり家庭と結婚の神であるユーノーの祝日である2/14があえて選ばれたそうで、翌日から行われる豊饒祭に捧げる生贄にされたとか。こわ。以来、2/14を恋人たちの日としている様子。(諸説あり)

日本におけるバレンタインは?

1970年頃、
流通業界や成果業界によって行われた販売促進であり、毎年売上が落ちる2月に菓子店主が発案したもの
とwiki先生にもはっきりと書いてある!

余談ですが、この店主の素晴らしいところは、当時[男性から女性へ]だと受け入れられなかったであろう時代、[女性から男性へ]としたことで徐々に定着したのでは?とマーケ的視点で感心してしまいます。しかも「一年に一度女性から男性に愛を打ち明けていい日」というキャッチコピーにしたとか…

いつの時代も世の中の流れ、文化、ニーズを見据えて企画立案するのは同じですね。

現代のバレンタインは?

悲しいかな、そんな商業的策略にがっつりハマっている我が子はさておき。

世の中SNS一辺倒の現代、毎日のネタ不足に悩むSNS担当者も多いと思います。そんなSNS担当者の格好のネタとして便利に使われる[バレンタイン企画]。きっとここから2週間、ほぼ全ての企業アカウントで[バレンタインキャンペーン]が打たれるのだろうな、とこれまた冷めた目で見ています。

現代のバレンタインは、発案者の策略通りにハマってる小学生と常に発信ネタを探しているSNS担当者によって継承されていくものと思われます。

とは言え、エシカル視点で見ると、街で過剰にチョコを売り出すキャンペーンよりSNS上で応募を募り当選者のみに商品プレゼント、という手法は食品廃棄が減ってとても良いと思いますし、いっそ会社の義理チョコも廃止して無駄に男性社員へ配布する風習も無くなっちゃえばいいのにと思っています。

バレンタインの後には、ホワイトデー、母の日、父の日、敬老の日、、、、商業イベントの代表格クリスマスまで年中イベントが続きます。ここで一旦…昨夜の恵方巻きを購入された皆様方!今朝のゴミ箱の中をみて、廃棄されたプラスチックの量を確認しておいてください。メニュー考えなくていいしね!には大いに賛同しますが、買っちゃうとやはりこれは大量生産大量消費に貢献し、ひいては大量廃棄につながっていることを知っておいてほしいと切に願います。知ると次のアクションが変わるかもしれないという期待しつつ、
商業イベントは適度に楽しみ、自分の生活を豊かにするためのエッセンスとして取り入れたいなと思います。

地球に優しく自分に優しい選択を
ethical is happy💛