死ぬ前日


こんにちは。今日はこんなタイトルですが、決して重い話ではありません。軽い気持ちで読んでいただければ嬉しいです。

2年前の今日、じいちゃん(すなわち私の父)が亡くなりました。
確か10月30日か31日にばあちゃん(私の母)から「じいちゃんが癌で入院しました。精密検査してから今後の方針決めます」って電話があって、わずか10日後「今日じいちゃんが亡くなりました」って。

私はそもそも人はいつか死ぬ。コレ唯一不変の真理。輪廻転生して魂が望む場所に向かうでしょう。って思っている人なので、大きなパニックや悲しみはありませんでした。連絡もらった日も孫(すなわち私の息子)は林間学校で宿泊を伴う外出中、特に学校に連絡するでもなく「息子いないからすぐには関西に帰れない、明日帰るね」って感じ。
その後も積極的に法事に参加することなく、日々を過ごしていたのですが、昨日ふと思ったんですよね。

<あー2年前の今日って、じいちゃんが生きた最後の1日だったんだな>って。

それに気づいた瞬間、

今日が最後ってわかってたら
孫に電話したかなーとか
孫が作った稲を精米して食べたかなーとか
(孫が作った稲を受け取った時が久しぶりで人生最後の笑顔になったらしい)
大好きだったお酒を飲んだかなーとか
好きなテレビ見たかなーとか

そんなことが浮かんできました。

私が「でも誰も自分で明日死ぬとかわかんないもんねー」って言ったら
息子が「じいちゃんはわかってたんじゃない?」って言うもんで、もしかしたら本人は気づいていたのかもしれないけど、

それでもやっぱり、人は、明日突然死ぬかもしれなくて、
そう思うと今度は

息子にお金の在処ちゃんと伝えておかなきゃなーとか
来年バイク買おう!って引き伸ばしてたら乗れずに終わっちゃうかもなとか
パスワード整理しなきゃとか
トイレ掃除しとこーとか
遺品整理で恥ずかしそうなもの…穴空いた靴下やベランダに散乱してる缶ビン類捨てとことか
何より…親子ゲンカして何日も重い空気で過ごしてる場合じゃないなとか

そんなことを思いました。

要は明日に引き延ばしてることを今やっちゃおうって思ったんですよね。
まだ経験したことないので実際のところはわかりませんが、多分「明日死にます」ってわからないと思うので、だったらいつ死んでもいいように今日を生きようって

じいちゃんが最後に残してくれた大切なメッセージ。
確かスティーブ・ジョブズもそんなこと言ってたけどw…肉親からのメッセージのが強く心に響きましたって話し。

地球にやさしく、自分にやさしく。
今日を精一杯生きてみよう。
ethical is happy💛